マルチプレイヤー版

 マルチプレイヤー版についての説明の記述です。

6 マルチプレイヤー版(オンライン版)の基本的な楽しみ方

 以下にXOPSのマルチプレイヤー版(オンライン版)の説明を示す。ただし、ファイルのダウンロードや、圧縮ファイルの解凍など、基本的なコンピューターの操作には習熟していることを前提とする。また、説明ではエクスプローラーにてファイルの拡張子が表示されている場合を想定しているが、必ずしもエクスプローラーにてファイルの拡張子が表示されている必要はない。

6.1 動作環境の確認

 マルチプレイヤー版(オンライン版)の動作環境もシングルプレイヤー版(オフライン版)と同様であるので、”3.1 動作環境の確認”を参照されたい。ただし、マルチプレイヤー版(オンライン版)はネットワークを通じて他のユーザーと対戦をするので、楽しむ際は当然ながら常にコンピューターをネットワークに接続することが大前提である。オンラインFPSゲーム全般に言えることではあるが、Wi-Fiなどの無線通信ではなくイーサネットなどの有線通信を行うことが望ましい。マルチプレイヤー版(オンライン版)は対人戦なので、操作方法にある程度慣れ親しんでから(指が勝手に動くくらいが目安)挑戦することを強く奨める。相手はシングルプレイヤー版(オフライン版)の敵ではなく生身の人間なのだ。

 “6.1 動作環境の確認”についての説明は以上である。

6.2 導入

 ”【URL6.2.A】マルチプレイヤー版(オンライン版)”から、「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックする。XOPSではレジストリを使用しないので、この圧縮ファイルの保存場所は任意の場所でよい。また、後からフォルダごと任意の別の場所へ移動してもよい。

 

http://www.vector.co.jp/download/file/win95/game/fh649247.html

…【URL6.2.A】マルチプレイヤー版(オンライン版)

 

ダウンロードが終了したら、ダウンロードしたzipファイル、「xopsolt19f2.zip」を解凍する。出現した「xopsolt19f2」というフォルダを開くと、何やらたくさんのファイルがあるが、ユーザーが利用するのは、「config4xops05.exe」というソフトウェアと、「xopsolt19f2.exe」というソフトウェアと、「xopsolt19f2.txt」というドキュメントのみである。「data」フォルダはXOPSのファイル構成について理解せずにファイルを操作してしまうとXOPSが正常に動作しなくなってしまうおそれがあるので、単純にゲームを楽しむだけなら開く必要はないだろう。

 “6.2 導入”についての説明は以上である。

6.3 初期設定

 では、実際にXOPSを起動するための設定を始めよう。以下の設定は初期設定であるが、”3.3 初期設定”とは異なる部分があるので目を通すことを奨める。

 「config4xops05.exe」を起動する。これは「XOPSの設定を保存するファイルを作るためのソフトウェア」であるが、毎回この実行ファイルを起動する必要はない。これから行うのはいわば初期設定であり、後から何度でも好きなように変更することができる。

 「config4xops05.exe」を起動すると、英語の単語が並んだウィンドウが現れる。左側が操作設定で、右側が環境設定である。左側は操作設定なので、既に他のFPSゲームで慣れ親しんだ操作方法があるという方以外は特に変える必要はないだろう。右側については、起動した後に本書を読めなくなってしまうと困るので、「FULL SCREEN」から「WINDOW」へとチェックを変えておこう。「ENABLE BLOOD」からチェックを外すと、流血を描写しなくなるので、暴力表現が苦手であればチェックを外しておくといいだろう。最後に、NAMEという欄に任意のプレイヤーネームを半角文字で入力しよう。これがオンラインでの自分の名前となる。もちろんこれは他のユーザーにも表示される名前なのでニックネーム(ペンネーム、ハンドルネーム)で構わない。

 以上の設定が終わったら、「SAVE」をクリックする。すると、ソフトウェアが終了する。この時点で、XOPSのフォルダ内に「config.dat」という、先ほどまでなかった新しいファイルが出現したはずだ。これがXOPSの設定ファイルであり、以上の初期設定を行わないままXOPSを起動すると「config data open failed」というエラーメッセージのダイアログが出現してしまう。ちなみに「config.dat」はシングルプレイヤー版(オフライン版)とマルチプレイヤー版(オンライン版)とでファイルの規格は同じなので、シングルプレイヤー版(オフライン版)で作成したものをそのままコピーしても構わないが、”xopsplayer”というデフォルトのままの名前となってしまうので、名前を変え忘れないようにしよう。

 “6.3 初期設定”についての説明は以上である。

6.4 起動

 実際にXOPSを起動しよう。「xopsolt19f2.exe」を起動する。XOPSを楽しむときは毎回この実行ファイルを起動する。先ほどウィンドウで起動するように設定したので、XOPSがウィンドウで起動したはずだ。すると、”【図6.4.A】サーバー選択画面”に示すような、シングルプレイヤー版(オフライン版)とは異なる小さなウィンドウが現れるはずだ。初回起動時では、10秒ほど待つと、左側の「GET SERVER LIST」というキーを押すことができるようになる。このキーを押すと、数秒で現在入ることができるサーバーがいくつか現れる。ゲームを起動するときは毎回この「GET SERVER LIST」を押して、サーバーリストを更新するといいだろう。「普通サーバー」というニュアンスのサーバーの名前をクリックして、「START」を押すと、サーバーへのアクセスが始まる。何も問題がなければ、数秒で”【図6.4.B】接続成功例”のような画面が現れるはずだ。”(あなたのユーザーネーム) join”という緑色の文字列が表示されるだろう。以上でサーバーに接続することには成功した。

 サーバーに接続することに成功したら、ファンクションキーのF12を押し続ける。F12を押し続けている間だけ、”【図6.4.C】ユーザーリスト”のようなユーザーリストが現れる。ユーザーリストは現在そのサーバーに接続しているユーザーのリストである。F12を一瞬押しただけでは一瞬しかユーザーリストは表示されないので、F12を押し続ける必要がある。もしユーザーリストにあなたのユーザーネームしかない場合は他に人がいないということである。時間を変えて、休日や祝日の夕方に再度接続してみよう。他にユーザーがいる場合は普通サーバーであれば数秒(長くとも約3分以内)に試合が始まるはずだ。ユーザーリストの詳しい見方については"6.7 ユーザーリストの見方と戦績の確認"を参照されたい。

 

【図6.4.A】サーバー選択画面

 

【図6.4.B】接続成功例

 

【図6.4.C】ユーザーリスト

 

 試合が始まってからの基本的な操作方法についてはシングルプレイヤー版(オフライン版)と同様である。

 サーバーから退場するときは、シングルプレイヤー版(オフライン版)と同様にエスケープキーでXOPSを終了することができる。

 “6.4 起動”についての説明は以上である。マルチプレイヤー版(オンライン版)では技術的な操作というよりむしろ礼儀的な作法が必要となるので、”6.8 サーバーでのマナー”や"6.9 荒らしに該当しうる行為"も参照されたい。

6.5 試合のルール

 マルチプレイヤー版(オンライン版)のルールはとてもシンプルで、いわゆる殲滅戦を行う。リスポーンなどのシステムはなく、一度の試合で死んでしまったら次の試合まで待機することになる。ユーザーはレッドチームとブルーチームの2チームにランダムで編成され、どちらかのチームが全滅した時点で試合終了となる。試合が終わると数秒で次の試合が始まり、サーバーでは半永久的に試合が繰り返される。試合の制限時間は普通サーバーであれば150秒が通例なので、開始直後に死んでしまわない限りは死んでしまっても待機時間はそう長く感じられないだろう。双方のチームが全滅しないまま制限時間を迎えると、引き分け(ドロー)となる。ちなみに、自分が死んでしまった後は視点を自由に変えることができ、試合が終わるまではまるで幽霊のように観戦することになる。もちろん敵の居場所もわかるのだが、死んでしまった後にチャットで味方に敵の場所を教えるのはXOPSでは”屍助言”と呼ばれる荒らし行為に該当し、最悪バンされてしまう。他にもいくつか荒らしに該当する行為があり、"6.9 荒らしに該当しうる行為"に詳しく記しておくが、基本的に他のユーザーを不快にしてしまう行為は基本的に禁止されており、いずれもバン対象である。また、XOPSはフレンドリーファイア(味方にも自分の弾丸が当たりダメージを与えてしまう)仕様ではない。ただし、グレネードのみ全ての人にダメージを与える武器なので取り扱いには注意されたい。

 “6.5 試合のルール”についての説明は以上である。

6.6 コマンド機能

 試合の最中の基本操作方法はシングルプレイヤー版(オフライン版)と同様であるが、マルチプレイヤー版(オンライン版)にしかない機能が存在する。それがコマンド機能である。コマンド機能では、チャット機能などを利用することができる。

 チャット機能の利用方法について説明する。マルチプレイヤー版では、他のユーザーとチャットを行うことができる。チャット機能で送ることができる文字はアルファベットのみであり、日本語入力は存在しない。チャット機能には、全体チャット機能とチームチャット機能がある。全体チャット機能を利用するためには、まずエンターキーを一回押す。すると、”>say”というコマンドが表示される。この後に送りたい文字列を入力し、もう一度エンターキーを押す。これにより入力した文字列を送信することができる。”【図6.5.A】チャット機能の例”に、「hi」と入力して送信した場合の画面を示す。【図6.5.A】のように、”(あなたのユーザーネーム):(入力した文字列)”と表示されればチャットの送信は成功だ。全体チャット機能を利用すると、サーバーに接続しているユーザー全員の画面に送信した文字列が表示される。一方、最初にエンターキーを二回押すと”>tsay”というコマンドが表示される。これがチームチャット機能であり、利用方法は全体チャットと同様である。チームチャット機能では、待機している状態でチームチャット機能を使えば待機しているユーザーの画面のみに文字列が表示され、試合中に生存している状態でチームチャット機能を使えば自分の属するチームの生存しているユーザーと待機しているユーザーに文字列が表示され、試合中に既に死亡した状態でチームチャット機能を使えばチームは関係なく既に死亡したユーザーと待機しているユーザーに文字列が表示される。

 

【図6.5.A】チャット機能の例

 

 最も多く利用するコマンド機能はチャット機能であるが、他にもいくつかコマンド機能があるので、ユーザーが利用できるコマンドを”【表6.6.A】基本的なコマンド一覧”に示す。ファンクションキーのF11を押すことでコマンド入力待ちの状態となり、ここにそれぞれのコマンド機能固有の文字列を入力することでコマンド機能を実行することができる。ただし、ユーザー番号とはユーザーリストから調べることができる番号である。また、環境識別値とは、それぞれのユーザーの環境から算出された、固有の文字列である。環境識別値は基本的に変更することはできず、ユーザーを識別するための文字列となる。

 

【表6.6.A】基本的なコマンド一覧

say : 文字列を送信する全体チャット機能を担うコマンド。

tsay : 文字列を送信するチームチャット機能を担うコマンド。

retry : サーバーへの接続に失敗した際に再接続を試みるコマンド。

wish red : 次の試合でレッドチームに編成される可能性が高くなる。

wish blue : 次の試合でブルーチームに編成される可能性が高くなる。

envid~ : ~に入力したユーザー番号のユーザーの環境識別値を取得する。

view~ : ~に入力したユーザー番号のユーザーが現在いる地点へと視点を移動する。自分が死亡後にのみ使用可能なコマンド。

 

 さらに、キーを一度押すだけであらかじめ用意したコマンドを即座に利用する方法がある。それが定型文機能である。「xopsolt19f2.exe」と同じディレクトリにある「cmd.txt」というテキストファイルをメモ帳で開くと、初期状態では“【表6.6.B】定型文の初期設定”に示すような文字列が記録されている。

 

【表6.6.B】定型文の初期設定

tsay Grenade!

tsay Go go go!

tsay Cover me!

tsay Negative!!

 

上から順に、ファンクションキーのF5、F6、F7、F8を押すことで即座にコマンドを利用することができ、このテキストファイルは任意に書き換えることができる。sayやtsayのコマンドはもちろん、実用性があるかは疑問ではあるが、それ以外のコマンドをあらかじめ設定しておき、即座に利用することもできる。

 “6.6 コマンド機能”についての説明は以上である。

6.7 ユーザーリストの見方と戦績の確認

 “6.4 起動”で紹介したユーザーリスト(【図6.4.C】を参照)の見方について説明する。Sとはスコアを示し、自分の属するチームが勝利すれば1足され、敗北すれば1引かれる。Kとはキルを示し、敵を一人倒すごとに1足され、グレネードで味方をチームキルまたは自殺してしまうと1引かれる。Dとはデスを示し、一度死ぬごとに1足される。ただし、SとKとDについてはサーバー接続時では常に0であり、一度サーバーから退場するとリセットされる。また、他のオンラインFPSに見られるようなアシストキルといった概念はない。PINGは回線の速度を示し、この値が小さければ小さいほど快適であると言える。なお、PINGの読み方は”ピング”ではなく”ピン”であるので注意されたい。NAMEにはそれぞれのユーザーが設定したユーザーネームが表示される。一番右の数字はユーザー番号を示す。これはサーバーに接続した順番に与えられる一時的な番号で、一部のコマンドで利用される番号である。

 ユーザーリストに表示されるスコアとキルとデスはサーバーから一度退場するとリセットされてしまうが、通算の戦績を保存しているファイルが存在する。「xopsolt19f2.exe」と同じディレクトリにある「score.txt」をメモ帳で開くと、今までそのディレクトリの実行ファイルでプレイした戦績が通算で記録されている。ただしこれはあくまでユーザー側で記録しているファイルなので、バックアップは存在せず、また他のディレクトリの実行ファイルでプレイした戦績は反映されない。テキストファイルという性質からユーザーにより簡単に改変できてしまうものなので、あくまで自分のための目安と言えるだろう。

 "6.7 ユーザーリストの見方と戦績の確認"についての説明は以上である。

6.8 サーバーでのマナー

 サーバーに無事接続ができ、ユーザーリストを確認し、他にユーザーがいたことを前提に、マルチプレイヤー版(オンライン版)におけるサーバーでのマナーについて説明する。

 サーバーに接続したら、まず「hi」と全体チャットで送信しよう。これがxopsplayerたちのサーバーに接続した際に交わされる最も一般的なあいさつだ。たとえ初対面同士でも交わされるあいさつであり、他のユーザーもすぐに「hi」とあいさつを返してくれるだろう。”7.6 コマンド機能”でも触れたように、チャット機能ではアルファベットしか書くことはできない。必然的にxopsplayerたちは、アルファベットのままのローマ字を素早く読む能力に長けてしまうのである。

 サーバーに接続したときのあいさつがあるように、サーバーから退場するときのあいさつもある。「oti」「oti2」「otio2」などがそれに該当する。いずれも、「落ちます、お疲れさまでした」の略である。「oti」と送れば十分だろう。ただし、試合の最中、特に自分がまだ生きているときに退場しないように気を付けよう。チーム分けは人数調整が自動的にされているので、自分が生きている状態で退場してしまうと残された見方が不利になってしまうのである。試合の合間にサーバーから出るのが理想である。

 他にも、いくつかXOPS独特のマナーがあるので場面ごとに紹介しよう。

 まず考えられるのが、TKをしてしまうことだ。TKはチームキル(Team Kill)の略で、グレネードで味方を殺してしまうことをいう。グレネードは敵味方関係なくダメージを与える唯一の武器であり、扱いが難しい武器である。慣れるまではグレネードを使わない方がいいかもしれない。それでもいつか間違ってTKをしてしまう場面が必ずある。TKをしてしまった場合は、すぐに「sorry」「gomen」など謝罪をしよう。相手は「ok」「np(=no problem)」くらいの返事をして許してくれるはずだ。自分がTKされてしまった場合も相手が謝った場合は許してあげよう。

 一度サーバーから出た人が数分で戻ってくることもある。そのような場合、「oka(=okaeri)」と声をかけてあげよう。相手も「tada(=tadaima)」と返事をしてくれるはずだ。もっとも、相手の方から「tada」とあいさつすることもある。

 人数不利はどんなオンラインFPSにおいても非常に不利な状態だ。その状態を一人で覆したり、一人で何人も敵を殺したりした人がいた場合、「nice」「good」「gj」など、称賛を送ってあげよう。また、自分が称賛された場合は、「thx」「ty」(=thank you)と返事をしよう。「thx」や「ty」は、見方から武器を譲ってもらえたときなどにも使えるとても便利な表現である。

 "6.8 サーバーでのマナー"についての説明は以上である。

6.9 荒らしに該当しうる行為

 基本的に他のユーザーを不快にしてしまう行為、試合の進行を妨げる行為は"荒らし"と呼ばれ、荒らしを繰り返す行為はサーバー管理者によって禁止されており、荒らしを繰り返すとキック(強制退場)され、故意に繰り返すとバン(強制追放)されてしまう。特に荒らしを悪質に繰り返すユーザーは環境識別値によりIDバン(永久追放)され、そのサーバーへと再度接続することが半永久的に不可能になる。以下に荒らしに該当しうる行為の例を列挙する。

 

・チャットを私的な話題で独占する行為

・チャットで他ユーザーを過度に罵倒・挑発する行為(暴言)

・死んだユーザーが生きているユーザーに敵の場所を教える行為(屍助言)

 ただし広いマップなどで生存人数が両チームとも少人数となり、なかなか会敵できない場合に、生きているユーザーが相手の生きているユーザーに向けて自分の位置を全体チャットで伝え、試合の時間短縮を図るのは何ら問題ない。特に「RELIC」で1vs1となった場合にどちらかのプレイヤーがモアイ像の場所へと移動し、全体チャットにて「moai」と宣言する場合が多く見られる。

・無意味な文字列を送り続けてチャットを流す行為(ログ流し)

・グレネードにより味方を殺す行為(チームキル、TK)

・味方の投げたグレネードに当たりに行って死ぬ行為(他ユーザーのキックの誘発)

・壁にめり込む行為(当たり判定を悪用する行為、壁めり込み)

・壁を透かす行為(当たり判定を悪用する行為、壁透かし)

・作者が移動を意図していないであろう場所に移動する行為(当たり判定を悪用する行為)

・見つかりづらい場所でずっと動かない行為(キャンプ、芋)

・初期位置からずっと動かない行為(放置)

・グレネードや落下により自殺する行為(非戦闘員化)

・会敵しても交戦する努力を見せない行為(非戦闘員化)

・一人のユーザーが多重かつ同時に接続する行為(多重ログイン)

・オート機能を長時間利用する行為(bot)

・他のユーザーの名前を騙る行為(なりすまし)

・武器を不必要に壁に埋める行為(武器埋め)

 ただしクラン戦では戦略として利用されることがある。

・殺した敵や死んだ味方の死体へ銃を連射する行為(死体撃ち)

・不正なソフトウェア(チートツール)を利用する行為(チート)

・不正なソフトウェア(チートツール)の利用を助長する行為

・その他サーバー管理者が不適切と判断する行為

 

 以上に列挙したものはあくまで荒らしに該当しうる行為の一般的な例であり、キックやバン、IDバンの具体的な基準はそれぞれのサーバー管理者の運営するウェブサイトにて示されている場合が多いので、確認してみるといいだろう。参考として、"OTZサーバー"の制裁基準を"【URL6.9.A】OTZサーバーの制裁基準"に示す。

 

https://xops.otzlab.com/servers.html

…【URL6.9.A】OTZサーバーの制裁基準

 

 荒らしを故意に繰り返すユーザーに遭遇した場合は、サーバー管理者に報告するか、少なくとも無視(スルースキルを持つ)ことが重要となる。サーバー関係者ではないユーザーが無為に説得や警告をする必要はなく、荒らしを故意に繰り返すユーザーにはとにかく関わらないのがベストである。

 "6.9 荒らしに該当しうる行為"についての説明は以上である。

6.10 クラン活動

 マルチプレイヤー版(オンライン版)において、特定のユーザーでチームを組む文化が存在し、このチームをクランと呼ぶ。クランは非公式な組織ではあるが、それぞれのクランでウェブサイトを運営していることが多い。クランの活動として、クラン同士で、普通鯖では楽しめないような戦略的な対戦(これをクラン戦と呼ぶ)を行ったり、あらかじめ日時を決め、その日時に集まったユーザー(これを一般またはPUBと呼ぶ)とクランのメンバーとで対戦(一般戦と呼ぶ)を行ったりする。人数の都合などで集まったユーザーとクランメンバーとでランダムにチームを編成する場合は、一般戦ではなく交流戦と呼ばれる。

 クランには掛け持ちを認めるクランもあれば、掛け持ちを認めないクランもある。また、厳しい加入条件が存在するクランもあれば、非常に緩い加入条件を提示しているクランもあり、クランの性格は多種多様である。

 過去には数多のクランが存在していたが、2018年現在、このクランの文化はほぼ衰退しており、活動しているクランは非常に少ない。年に何度か一般戦や交流戦が行われることがあるので、運よく情報を手に入れることができたら参戦してみると楽しいかもしれない。そういった情報は"XOPS OFFICE"または"Twitter"にて共有されていることが多い。

 "6.10 クラン活動"についての説明は以上である。

 “6 マルチプレイヤー版(オンライン版)の基本的な楽しみ方”についての説明は以上である。

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2024/06/01 23:00

・OXYMICONの2024年3月末の更新はSkipしました

ジョン剣道ゥ氏の作品を再配布しました(第二弾)

・ジョン剣道ゥ氏(旧名: 近条氏)の作品の再配布のための特設ページにて"Deadly IV"を"Deadly IV 統合/改訂版"に更新しました

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